【リーダーに必要な資質は「才能」よりも「真摯さ」】

リーダーは日常的に組織運営において判断を求められます。
この判断の場面にもセルフマネジメントが大事になってきます。
判断基準には、自身の価値観が色濃く反映されるからです。

例えば、自分や部署の業績を上げる為に、無理なやり方でも受注をする、広告文に事実よりも少し盛って書くといった誘惑に駆られることはあると思います。
この時、本当にそれでいいのかとリーダーの心には葛藤が起こります。
これを『倫理ジレンマ』といいます。
リーダーが窮地に立つような場面でも、しっかり筋の通った信念を貫いているかどうか。
そういう上司の姿をメンバーが見て、組織の文化は作られ、継承されていきます。

そのため、リーダーは常に自分の価値観、倫理観を問いかける必要があるのです。
マネジメントをする人にとって不可欠な資質として、ドラッカーは「インテグリティ(integrity)」を挙げています。
これは日本語では「真摯さ」と訳されています。
リーダーには才能も真摯さも必要だが、どちらか一つを選ぶとするなら真摯さだとドラッカーは言う。
もし後者より前者を重視してしまうと、ただ数字を上げる事だけを目的とした破壊的な組織になってしまうと言うのです。

倫理的に正しいか、リーダーとして適切かと常に自分に問い掛ける様に心掛けて行きたいものです

今日も一日
デュランでhappy&感謝❤️

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