【百点満点のビリ】

(相田みつを)

小学校の運動会
一年生の走りっこは50メートル
スタート係の先生の
赤い旗がふられるたびに
お父さんやお母さん達の歓声が
山間(やまあい)の校庭にわきあがる

「わあ!!うちの太郎は一着よ!!」
「うちの花子は二着だ!!」
一着だ、二着だ、と
順位をつけるのは大人達
つまり、自分では走らない傍観者

走っている当事者・・・・・
子供達は
大人のつける順位などは
まったく意識にない

ただひたすら走るだけ
いのちいっぱいに走るだけ
いのちいっぱいに走ることが
尊いのだ
いのちいっぱいに走ることでは
みんな百点満点なのだ

一着二着の順位はあるけど
一着も百点満点
二着も百点満点
そして・・・・・
百点満点のビリなのだ

それぞれに能力の差はあるけれど
いのちの尊さは同じです
どんな人のいのちでも
平等に百点満点に尊いのです

今日も一日
デュランでhappy&感謝❤️

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