AQUA CARE

介護における「排泄のケア」は、もっとも繊細で、負担の大きい領域のひとつです。羞恥心や臭い、不快感、深夜の対応──これらは、介護される方・する方の双方に、見えないストレスをもたらしてきました。

私たちは、その“当たり前の悩み”に正面から向き合い、排泄ケアを「つらいもの」ではなく、「安心して任せられるもの」へと変えるために、自動排泄処理装置「AQUA CARE」を開発します。

AQUA CAREは、使用者の尊厳と、介護者の心のゆとりを守るために生まれた福祉用具です。自分で排泄するという“あたりまえ”をできる限り保ち、介助にともなう恥ずかしさや気まずさを和らげること。

快適な空間、臭いの軽減、安全な動作――
使う人の気持ちにも、支える人の負担にも配慮した設計で、排泄ケアにおける心身のストレスを、そっと取り除いていきます。

介護は
特別な誰かの話じゃない。

日本は今、超高齢社会を迎えています。65歳以上の人口はおよそ3,600万人を超え、今後も高齢化は加速する一方です。その一方で、介護を担う人材や家族の負担は年々増加し、介護そのもののあり方が大きく問われる時代に突入しています。

特に、家族介護においては「時間・体力・精神的な余裕」を削られながら日々向き合う現実があります。

中でも「排泄のケア」は、もっとも負担が大きく、繊細な領域です。羞恥心や不快感、臭いの問題、深夜の付き添い、転倒リスク――

それは介護を受ける人にとっても、介護をする人にとっても、見えづらいですが深刻なストレスとなっていることは間違いありません。

「見られたくない」「頼りたくない」「何度も起きて対応しなければならない」そんな日常の中で、介護する側・される側の両方が疲弊してしまう現実があります。

そうした“当たり前の悩み”を変えるために生まれたのが、AQUA CAREです。排泄後の処理や臭いの除去を自動で行い、夜間の介助やトイレ移動の不安を大きく軽減。

転倒リスクを減らし、快適な空間を保ちながら、誰にも遠慮せずに排泄できる環境を整えます。

これは単なる福祉機器ではありません。AQUA CAREは、「排泄の自由」を取り戻し、自立支援と尊厳の維持を同時に叶える次世代の排泄サポートテクノロジーです。