1800年代のアメリカで、鉄鋼王とも称され多くの成功を収めたアンドリュー・カーネギーという大実業家がいます。
彼は多くの名言を遺しましたが、その1つに、次の様なものがあります。
「己よりも優れた者に働いてもらう方法を知る男、ここに眠る」
カーネギーが自らの墓碑に刻ませた言葉です。
これは、彼がなぜ数々の偉業を成し遂げる事が出来たのか、その理由を端的に示している言葉だと思います。
つまり、カーネギーは自身の才覚だけで成功を収めた訳ではないと言う事です。
優れた人材を見出し、仕事を任せる事が出来たからこそ、事業を拡大する事が出来た。
一方で、優秀な人材を集め、働いてもらう事の難しさと大切さも熟知していたのだと思います。
自分が優秀でない事に不安を覚えたり、焦りを感じたりする必要もありません。
なぜなら、リーダーに求められている役割は、そういう優秀さではないからです。
リーダーに求められている役割とは、「マネジメント」です。
組織をマネジメントする、メンバーをマネジメントする、ビジネスをマネジメントする、これらに長けていることが重要です。
リーダーは組織の成果を上げる為に、メンバーを育て上げたり、スキルに応じて仕事のアサインを調整したりするのです。
そして、メンバーが気持ちよく仕事をし、最大限のパフォーマンスを発揮出来る様に環境を整える。
それがリーダーの仕事です。
今の時代は誰もがリーダーにならなければいけない時代なのです。
決断してリーダーになったなら、現場のスキルが足りない事に焦りを感じるのはやめにして、優秀なチームを作り、メンバーにいい仕事をしてもらう事に全力でフォーカスしていきましょう。
今日も一日
デュランでhappy&感謝❤️

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